産後太りのお悩み
- 産後から体重が戻らない
- 洋服がきつくなってしまった
- 体型・体質の変化を感じる
- 冷え性
- 尿漏れ
なぜ産後に体重が増えてしまうのか。わかりやすく皆様にお伝えできればと思います。
松戸駅西口整骨院では
【産後の骨盤矯正】
【ダイエット】
【インナートレーニング】
を産後のママさんにお伝えしています。気になる方はいつでもご相談ください☆
産後に太りやすいのはなぜ?
原因は?
①基礎代謝が低下する
女性の妊娠・出産時は、子宮が大きくなるにしたがって腹筋が伸ばされ、骨盤が開いて腹部や骨盤周囲の筋肉が緩んだ状態であること、子宮を守るために体脂肪がつきやすくなること、ホルモンバランスの影響で冷えが起こり、血液循環が悪くなること、食生活の乱れ等の影響があり、基礎代謝が低下します。基礎代謝が低下すると、活動によって消費されるエネルギー量が少なくなるので脂肪が燃焼されず、痩せにくくなるのです。
②妊娠中に溜まった脂肪
妊娠中はホルモンの影響で子宮の中の赤ちゃんを守るため、体脂肪を蓄えやすくなります。また、食欲が増加したり、運動量が減ったりすることで体重も増えやすくなります。妊娠中に身体の中に溜まった脂肪は、赤ちゃんを出産してもすぐに落ちるわけではありません。活動で消費することによって体脂肪は燃焼されますが、妊娠中に溜まった脂肪が多いと減らすのにも時間がかかります。
③骨盤の歪み
妊娠すると、赤ちゃんが生まれてくる時に産道をスムーズに通れるように骨盤を支えている靭帯が緩み、骨盤が開いていきます。出産後は徐々に元の状態に戻っていきますが、骨盤周囲の筋肉や足の筋力が弱いと、出産後も骨盤が開いたままとなり、なかなか戻らないことがあります。人は誰でも左右対称ではなく、姿勢のとり方には癖があるので、バランスや筋力の左右差が多少なりともありますが、筋肉が緩んだ状態ではその左右差が大きくなりやすく、骨盤のゆがみが助長されることもあります。赤ちゃんのお世話をする際に、左手ばかり、右手ばかりを使う等の身体の使い方によってもそのゆがみの差は大きくなります。
骨盤のゆがみがあると、骨盤周囲の筋肉が緩んだままの状態になります。緩んだ筋肉は収縮しにくく、エネルギーを消費しにくくなります。また、筋肉が収縮しにくい状態では血液の流れも悪くなるので酸素や栄養が身体の組織に運ばれにくく、エネルギーを作り出す機能も低下します。エネルギーの産生と消費が低下するため基礎代謝も低下します。
④バランスの悪い食事
妊娠中は栄養バランスの整った食事を摂れていても、産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、ママの生活は180°変わります。自分の食事の準備に時間を割けないこともしょっちゅうです。野菜を食べずにおにぎりやパンだけで済ませるなど炭水化物や脂質の多い食事では栄養が偏りがちとなり、痩せにくくなります。
母乳育児でも産後太りになる?
・授乳で痩せるといわれる理由
母乳はプロラクチンの働きによってママの血液から作られます。赤ちゃんがママの乳首を吸う刺激が加わると、オキシトシンが作用し、母乳を乳首から出すための乳房の筋肉が働きます。母乳の産生から授乳に使われるエネルギー量は多く、通常の生活をしていても授乳している分エネルギーが消費されるので授乳すると痩せると言われています。赤ちゃんが小さい頃は授乳回数も頻回となり、ママもお世話で身体を動かす機会が多いことも関係しているでしょう。
・母乳育児でも痩せるとは限らない
母乳育児をしているママ全員が痩せるとは限りません。授乳によって消費されるエネルギー量はママの体質や赤ちゃんの授乳量によっても異なります。母乳育児は痩せるからといってたくさん食べ、授乳で消費されるエネルギー量よりも摂取するエネルギー量が多ければ痩せることはありません。母乳育児中は母乳の質を良くするためや、乳腺の詰まりを起こして乳腺炎にならないためにも甘いものや油ものはなるべく避け、和食中心の栄養バランスの取れた食事を心掛けましょう。
産後ダイエットの必要性とは?
・健康面のメリット
産前よりも体重が増えてしまった場合、適度なダイエットで身体への負担が軽減します。産後は骨盤が緩んでおり、腰や足に負荷がかかりやすい状態のため腰痛や膝痛、股関節痛を生じる場合があります。体重が減るとそれだけ腰や足にかかる負担が軽くなります。基礎代謝が上がり、血液循環が改善すると手足の冷えや肩こりも改善します。体が軽くなることで動きやすくなり、運動量も増えるので筋力低下も起こりにくくなります。
・美容面のメリット
基礎代謝が上がることで肌の生まれ変わりのサイクルも促進されます。肌に溜まった老廃物が排出されて新しい肌が出来やすくなり、肌の状態も整いやすくなります。
産後のダイエットはいつからがいいのか?
・産後6ヵ月までが理想
妊娠中に蓄えられた脂肪は少しの運動で消費されやすく、落としやすい状態になっていますが、時間が経つと脂肪は落ちにくくなります。開いた骨盤も、骨盤周囲の靭帯や筋肉が緩んだ状態の時こそ鍛えることで戻りやすくなります。緩んだ状態で筋肉が硬く縮んでしまうと筋肉を鍛えることが難しくなります。産後3ヵ月~6ヵ月の期間に動き出せるようにできるといいです。
ただ1年以上過ぎてしまっても問題はありませんので安心してください☆
・産後1カ月はゆっくりと自分のペースで
産後6~8週間は産褥期(さんじょくき)と呼ばれます。妊娠中に分泌されていたエストロゲンとプロゲステロンも急激に減ってホルモンバランスが著しく変化します。子宮が出産後、元に戻る過程で悪露も続きます。出産のために変化を続けてきた身体が出産を機に元に戻ろうとしている回復期間なので身体を適度に休ませる必要があります。産褥期に無理をすると産後の回復が遅れて子宮もなかなか元に戻らず、高熱や悪露が続たり、乳腺炎を起こすこともあります。産後は無理をせず、徐々に生活を元に戻しながら身体を慣らしていくようにしましょう。
もし産後のお悩みがあれがいつでもご相談ください。お子様連れでも可能。前もってご予約下さい。
☎047-393-8108
松戸駅西口整骨院